風邪の咳が長引く時は他の病気?薬が効かない時は何科に行けばいいの?

   

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風邪をひいた後に、しつこく長引く咳に悩まされていませんか?
薬もきちんと飲んでいるのに、なかなか咳がよくならない。
本当に大変ですよね。
私も、先日夏風邪をひいてしまい、なぜか咳がよくならず、だらだらと続いていました。

風邪の症状がおさまった後にも、長引く咳には、他の病気が隠されていることがあります。
風邪の後の咳が長引く時に疑われる病気や咳が長引く時に薬が効かない理由、咳が長引く時にはいったい何科を受診すればいいのかをまとめました。

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風邪の咳が長引く時は他の病気?

最初は風邪だと思っていたのに、なかなか治らないせき。
咳の原因となる病気は、いろいろあります。

風邪の咳が長引く時には、他の病気が隠れていることが・・
疑われる主な病気と症状を見てみましょう。

咳喘息(せきぜんそく)

咳喘息は、風邪のあとに発症しやすくなり、2~3週間ほど咳が続くことがあります。

咳喘息は、空気が通る道がせまくなって、呼吸をする時や話をする時に息を吸うたびに咳をしてしまいます。
気道に炎症が起きていて、空気が通るだけでも刺激になって反応してしまいます。
咳喘息になると、自分でも、気道が敏感になっていて咳をどうしても我慢できないような感覚があるはずです。
とても、体力を消耗しますよね。
咳は乾いた咳で、こんこん!といった感じです。

空咳(からぜき)がはげしく続くこともありますが、タンが出たり熱が出たりすることは少ないです。
夜から明け方にかけてひどく咳き込む症状が出て、なかなか眠れなくなったりします。

咳喘息をほおっておくと、本格的な喘息に移行することがあるので注意が必要です。

マイコプラズマ肺炎

マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマに感染して起こる病気です。
鼻水や、発熱などの風邪のような症状からはじまり、その後に一ヶ月を過ぎても咳が治らないことがあります。
咳の特徴は、タンのからむ咳です。

ただ、聴診器で聴いた時には、ゼイゼイという肺炎特有の音がしません。
マイコプラズマに対して効かない抗生物質も多く、検査にも時間がかかります。
最近では、新しい種類のマイコプラズマに感染する人も増えてきています。

アトピー咳嗽(がいそう)

咳喘息によく似た症状を引き起こすのが、アトピー咳嗽(がいそう)です。
一ヶ月以上乾いた咳が続きます。ゼイゼイしたり、タンがでたりすることはありません。
本人や家族にアレルギーのある人がかかりやすく、咳喘息に効く薬が効かないなどの特徴があります。
こちらも、寝るときや、明け方などに咳がひどくなりやすいです。

百日咳

百日咳は、その名前の通り3ヶ月ほども咳が続きます。百日咳菌という感染力の強い菌に感染して発症します。
息を吸うのがくるしく、ひ~ひ~したような音がでたりします。
咳は短い間隔のものがこんこん!と続けて出ます。
どうしても我慢ができないような、空咳が続き苦しいです。
夜寝る時にもたくさん出てしまい、寝不足になることも・・

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夏型過敏性肺炎

これは、トリコスポロンというカビ(真菌)に対するアレルギー反応によって起こります。
初めの症状は微熱や鼻水などを伴うため、夏風邪と思われがちです。
が、しつこい咳の症状が残ります。
このカビはお風呂などに繁殖しやすいです。
呼吸をする時に、激しいガザガザとした音がでたり、乾いた咳が出ます。
これらの症状は、夏の間アレルギー物質と接触している間中続きます。

結核(けっかく)

最初は軽い風邪かな?と思われるような症状が出ます。
鼻水や咳、微熱などです。
しかし咳が続き、タンも出ます。
ひどくなると、血の混じったタンが出ることも。
微熱が続いたり、体のだるさも続きます。

後鼻漏(こうびろう)

後鼻漏は、鼻水が鼻の穴から流れずに、喉のほうに降りて行ってしまう病気です。
朝方や寝ている間にタンの混じったような咳がたくさんでます。
鼻の炎症が強い場合は、昼間にも咳が続きます。
胸の中がくるしくなるような咳ではなく、ひゅーひゅーしたり、ゼイゼイした音も出ません。
この場合、咳止めで咳を止めようとするほど鼻水が溜まっていってしまいかえって咳がひどくなることがあります。
鼻の炎症を治療するのが大切です。

他にも、肺がんや心不全、COPDなどの病気でも咳が続くことがあります。

咳が長引くし薬が効かないのはどうして?

咳が長引いていて、処方された薬をしっかりと飲んでいるのになかなか治らないのには、理由があります。

咳の原因によって効く薬は様々です。
例えば、咳止めのために処方されるフスコデやカフコデなどの薬は、感染症であるマイコプラズマ肺炎や結核には効果がありません。
また、咳喘息などに処方される気管を広げて呼吸を楽にする薬もアトピー咳嗽には効果がありません。
原因はアレルギーであった場合には、アレルギーの原因物質を取り除かないと、咳がしつこく続いてしまいます。
後鼻漏で咳があった場合は、鼻の方の炎症を治さないと咳がおさまりません。

風邪以外の病気が隠れている場合は、咳止めやタンを切るお薬、胸の気管を広げて呼吸を楽にするお薬なども効かない場合がほとんどです。

2~3週間ほど処方された薬を飲み続けているのに、咳の症状が全く良くならない、または、だんだんとひどくなっていっているような気がする、そんな時には、他の専門の病院を受診することをおすすめします。

風邪の咳が長引く時は何科を受診すればいい?

風邪だと思っていたけれど、なかなか治らない咳が長引く時には、専門の病院を受診しましょう。
でも、どの科を受診すればいいか、迷いますよね。

咳の症状が続いている時には、呼吸器内科を受診することをおすすめします。
咳の特徴や症状から、感染症やアレルギーの検査、レントゲンなども使ってしっかりと診察してくれます。

原因が特定されれば、あとはしっかりと体を休めてお薬を飲みましょうね。

風邪の後の咳が長引く時の対処法まとめ

風邪治ったのに、咳だけがずっと続いている。
そんな症状には、風邪の他の病気が隠れている時があります。
咳喘息やアトピー咳嗽(がいそう)、後鼻漏やアレルギーでも咳の症状が続くことがあります。
長引く咳の専門の科は、呼吸器内科です。

咳は本当にツライですよね。
体力を奪われるし、夜も寝不足になったりします。
すこしでも早く咳の症状がやわらぎますように。

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